EU加盟国それぞれが自国のVAT税率を定めていますが、EU指令によって一定の範囲が設けられています。標準税率は原則として 15%以上 に設定され、加盟国によって17%~27%程度の間で運用されています。
VATには通常以下の分類があります。
• 標準税率(Standard Rate)
大半の物品・サービスに適用される基本的な税率。
• 軽減税率(Reduced Rate)
生活必需品や文化的サービスなど、消費者の負担軽減を目的として低い税率が適用されます。
例:食品、医薬品、公共交通、書籍など。国によっては5%や10%など。
• 非課税品目(Exempt Items)
教育、医療、金融、保険などの公共性が高い分野ではVATが課されない(仕入控除もできない)領域があります。非課税取引は社会政策的な側面から定められており、「課税対象外(outside the scope)」とは区別されます。